山下社長、ご来園ありがとうございました。

 私たちが、日頃の運動指導や幼稚園教諭としての研鑽を積む上で欠かすことのできない程、お力添えをいただいているのが幼児活動研究会という会社の皆様です。
 中でも、本日はその東京本社より山下社長自らがご来園されました。
 来て早々に、「すばらしい幼稚園ですね。」というお誉めの言葉をいただくと同時に、いくつものご指導をいただきました。どれも、大変ありがたいご指摘と受け止め、今後に活かしていきたいと思います。
 また、お忙しい中、教職員へのご指導に時間をいただき、日頃子どもたちに指導をしていく上での様々な疑問にお答えいただきました。


 ゆとり教育・自由保育という言葉が、教育現場で声高に叫ばれたことで、私たちは大切な何かを失ったような気がします。
 もちろん、「現場の捉え方の格差があった」と言われた当時の文科省の関係者もおられましたが、だからこそ、もう一度、その言葉の意味から捉え直す必要があるように考えます。
 「自由」の中には、必ず「権利」と「義務」の存在があるのです。
 「権利」ばかりを主張する環境の中では、子どもたちのより良い育ちを担保してあげることはできないのかもしれません。
 子どもたちにとって、今、本当に必要な力とは何なのか。
 もっともっと考えてみたいと思います。