中村文昭氏の講演を聴いて
去る11月3日(火・祝)、福岡のJALシーホークホテル&リゾートにて中村文昭氏の講演を聴きました。「人と人とのご縁を大切にでっかく生きよう」をテーマに、氏のこれまでの人生の中の体験談を披露いただきました。
それまでの自分の生き方を変える「師匠」と呼べる素晴らしい人との出逢いにより、自分の物差しが大きくなっていくのが解る。その師匠から叩き込まれたことが、如何に今の自分の仕事の仕方や人生の大切なベースとなっていることか。
中でも、当時の師匠に何度となく言い含められた言葉がある。
①頼まれごとは、試されごと。 ②返事は0.2秒で。
この二つには、仕事や人生にとって、とても大切なエッセンスが詰まっているように思います。
どんな雑用でも単純な仕事でも、頼まれた時は「試されているな」という意識を持つことで、相手が期待する以上の仕事をしようと努力する姿勢を持つこと。
上司や先輩に何かを頼まれたら、仕事を依頼されたら、いろいろとできない理由を探す前に、0.2秒で返事をすること。
仕事を始めた当時、意識していたはずの事も、ここまで徹底できていなかったのでは、とただ反省するばかりです。
更に、大切なお話をいただきました。
仕事には、4つのステップがある。
①毎日、生きるためにする仕事を ライス・ワーク
②好きだと思ってできる仕事を ライク・ワーク
③好きなことと人生が重なる仕事を ライフ・ワーク
④自分以外の人や地域を照らすことのできる仕事を ライト・ワーク
改めて、今、自分の仕事はどのステップにあるのだろうか。
子どもたちへの幼児教育というものを通じて、ぜひともライト・ワークのステップにまで、高めていきたいと思います。
大変貴重な学びの機会をいただくことができ、ただ感謝の気持ちでいっぱいです。
解っているつもりになっている自分に、もう一度、喝を入れたいと思います。