“たちばなフェスタ2009”(作品展&フリーマーケット)を終えて

 朝8時30分集合で始まりました今年の“たちばなフェスタ2009”。
 PTA役員の皆さまはもちろん、ボランティアの一日お手伝いの皆さまにもお力をいただき、盛会のうちに終了することができました。
 
 準備は大変重要ですが、特に市内の小中学校の学級閉鎖状況を考え、変わらずバリアスでの出入り口消毒をできるような環境を整えました。

 フリーマーケットでは、寄贈品に加え、目を見張るほどの素晴らしい手づくり品の数々に、改めてお母様方に脱帽でした。
 

 フリーマーケットのエリア以外にも、手づくりを親子で楽しむコーナーや軽食販売のコーナーなど大変盛況で、すぐに完売してしまうほどでした。
 


 作品展では、保育室で待つ先生方が保護者の皆さまに向けて子どもたちの日頃の頑張りを伝えることができました。

 園長として、このような行事を繰り返すたびに思うこと。

 やはり「作品展のための作品づくり」はしたくない、ということなのです。

 日頃の子どもたちの園生活の中で作り上げたものを、どのように発表できるかが大切だと思うのです。

 幼稚園を着飾り、保育室を別世界にし、果ては子どもの作品にまでかなりの範囲で手を入れてしまう。

 そんな作品展に、保護者は魅力を感じるのでしょうか。

 子どもたちの今現在の努力や成長が、その作品の中に現れていることを伝えること。

 子どもたちの工夫が、どれだけその作品を素晴らしいものにしているかという感動を伝えること。

 そんな作品展が大切なのではないでしょうか。

 最後に、作品を作っている時であれ、運動を頑張っている時であれ、先生方の励まし以上に子どもたちに必要なものがあります。

 それは、この写真のような素敵なお母様方の笑顔です。
 


 笑顔があれば、何でもできる。