同じポーズ

写真あてクイズではないのですが、
下の二つの写真をご覧下さい。
まずこれです。

そして、
次はこれ。

どちらも同じように床に寝ているように見えますが、
上は満三歳児クラスのもも組さんの男の子。
下は最近、レスリングの基本を学んでいる年長の男の子。

今日のもも組さんの運動の様子。

とにかく楽しそうです。

実はこんなこともできているんですよ。

そして、この写真が上の写真の最終形なのです。

次に、年長の男の子。
やはり同じように寝ていたのですが、
その裏には、必死の攻防がありました。

寝ている状態から身体を返されないよう耐える練習です。

始まりに名前を告げること。
そして、終わりに相手に感謝すること。
決して喧嘩が強くなることを目指しているのではありません。

運動会が終わる頃、
必ず顔を出してくる年長の男の子の強い部分。
どうしても競いたくなるのかもしれませんが、
意外と自分の中だけの世界で判断をしているようです。

そこで、レスリングを通して
相手を認め合うことを学びます。
身体の大きさで勝てるのではないと、
彼らはこの組み合いから知ることになります。

年長の男の子だから許されているレスリング。
膝をついて行うなど、
大切なルールの中で、相手を深く知る。
そして、認めることの大切さを学んでいます。

「なぜレスリングをするのかな?」
ある男の子に尋ねました。
「知ってるよ。心を強くするためだよ。」
とても嬉しくなる言葉のプレゼントを受け取ることができました。