年長として

振り返れば、この子どもたちが保護者の皆様に手をひかれ、
幼稚園への門を叩いていただいたのが、昨日のように思われます。
本当にみんな成長してくれました。
幼稚園を卒園する最後の日まで、
しっかりとその成長を見届けたいと思います。
もちろん、運動担当の松尾先生も、

年長リーダーの入部先生はじめ、大薗先生・中嶋先生も、

運動の為に道具の運搬をしてくれるバスの先生方も、

心をひとつにして、年長の子どもたちと向き合っています。
発表会で年長として表現する運動発表に向けて、
今日は、初めての南関町B&G体育館での全体練習。
幸い気温はいつもより高いものの、
体育館の床は冷たく、みんな最初は驚いていました。
しかし、一旦練習が始まると、松尾先生の号令にしっかりとついてくる年長さん。

今日は、全体的な立ち位置等の確認を中心に行いましたが、
これからさらに本番さながらでの練習を重ねていきます。
どんな時にも大切な、短い「ハイ」の返事。
少しくらい失敗しても、この元気な返事があれば、何も怖くありません。
それどころか、お友だちの演技の時こそ大きな返事で一緒に盛り上げること。
こんな年長の子どもたちって、本当に素敵ですよね。
逆立ち歩きができるからといって、少し苦手な子がいたとしても
それを馬鹿にするような子は一人もいません。
一人ひとりが最も大切な「心の力」を育むために、
今現在も「体の力」と「学ぶ力」を磨き続けるのですから。
「人生は常に学び続けねばならないんだな。」
そんなことを何となくでも身体全身で理解してくれたら本当に嬉しい。

14日(土)からの東京研修で、
ある幼稚園さんの学童の子どもたちの運動発表がありました。
当然ながら、幼稚園時代もYYプロジェクトで育った子どもたちが、
小学生になっても幼稚園の学童という環境の中で学び続けているのです。
どの子どもたちの目にも力強い光が見えました。
一人ひとりの子どもたちに人間力を感じることができました。
たちばなキッズにも環境さえ準備してあげれば、
きっと凄い将来が待っているんだ。
そう確信せずにはいられない自分がいました。